意見書未公開究明を 中部横断道計画 山梨県に要請
中部横断自動車道の整備計画に反対する山梨県の八ケ岳南麓新ルート沿線住民の会(佐々木郁子代表)は28日、山梨・長坂~長野・八千穂区間の環境影響評価の方法書に対する住民意見の一部が公開されなかったことについて原因究明などを求める要請書を県に提出しました。
県は、同区間を「都市計画決定権者」として国交省に代わって環境影響評価の手続きを開始すると発表。環境影響評価方法書を公表し、意見書を募集していました。
同会は「自然・景観・生活環境への問題点の検証もなく山梨県が手続きを強行している」と方法書の撤回を要請していました。
昨年12月に意見の概要を県がホームページなどで481件を公開したところ、同会の会員の意見が掲載されていないことが判明。県の調査で掲載されていなかった意見が13件あり、県は27日に意見を公開する公告縦覧をやり直すことを発表しました。あわせてこれに伴う公聴会も延期となりました。
同会は行政手続き全般の信頼性にかかわる重大な問題と指摘し、第三者機関を設置して原因を究明するよう求めました。
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