巨大開発へ過剰な予測 リニア駅需要 知事が公表
長崎幸太郎知事は18日、JR東海が計画するリニア中央新幹線山梨県駅の需要予測を公表しました。
1時間当たり上下各1本停車すると想定し、通勤通学を除いた1日当たりの乗降客数を県内9300人のほか、長野県茅野・佐久両市方面からの乗降客4200人で計1万3500人と見込んでいますが、具体的な根拠は公表していません。
長崎知事は、リニア新駅(甲府市大津町)から最も近い駅となるJR身延線小井川駅(中央市)との間を専用道で結ぶシャトルバスの運行計画を表明。さらに南アルプス市などへのシャトルバスの運行も検討するとしています。
また、県は「リニアやまなしビジョン検討会議」を20日に開き、自動運転や燃料電池などの実証実験を行う関連企業の集積化を図る方向性を確認。新たな企業誘致や大型開発につながるものです。
日本共産党の小越智子県議は「身延線の利用客が増える、長野県からの利用があるなど、希望的観測ではないか。リニアはバラ色ではありません。過剰な予測にもとづく道路建設、巨大開発は見直すべきです」と語りました。
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