困窮者支援粘り強く 生健会総会で交流
山梨県生活と健康を守る会連合会は21日、甲府市で第4回総会を開き、県内4地域の生健会代表らが参加して生活支援の活動を交流しました。
下村幸仁会長は、安倍政権の社会保障切り捨てを批判し「生健会に寄せられる住民の願いは切実。しっかりと粘り強く活動しよう」と呼びかけました。
佐藤文男事務局長は県連のよびかけで生活保護受給者人が申し立てた「生活保護切り下げ不服審査請求」の審査が止まっている問題点を報告。県連代表が山梨県に対して「公正な審査を求める要請書を提出した」と述べ「全国の審査請求と連帯して運動を強化しよう」と訴えました。
討論では、市税滞納で年金が差し押さえられ、入院費が払えない相談を市に差し押さえ限度額を示し解決(北杜市)。病気で働けなくなり会社の寮の退去で収入も住まいも失った40代男性が生活保護の受給で安定した療養生活がきるようになった(甲府市)などの事例が出されました。
参加者は「どういう制度を使えば行政の支援で生活を再建できるのか学んで、生活困難になっている人の力になっていきたい」と話しました。
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