日韓問題学ぶ 県民の集い
山梨県母親大会連絡会と山梨革新懇は7日、甲府市で「12・8県民のつどい」を開き、加藤圭木一橋大学准教授が「日韓問題をどう考えるか」をテーマに講演しました。
加藤氏は、日本が朝鮮を植民地支配して侵略と虐殺を繰り返してきた歴史を告発。日韓の問題は、侵略戦争による人権侵害・民族差別の「真相究明・責任者処罰・謝罪・賠償など必要最低限の条件を行ってこそ本当の意味での解決になる」と強調し、「ともに学ぶ場を広げよう」と呼びかけました。
甲府市の女性(50)は「当事者意識を持った韓国の社会運動のように近現代史を知らない世代に自分のこととして伝えていきたい」と話しました。
母親大会連絡会の戸田延子会長は「戦争犯罪をなかったものにする動きは人権擁護、差別解消に背を向けることで、現代につながっています。人権を蹂躙(じゅうりん)する戦争への道を許さず、平和の大切さを発信し続けたい」と語りました。
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