美術館・バラ園建設見直しを 住民投票請求へ 市民の声甲斐
甲斐市の「美術館・バラ園建設計画」の見直しを求めて活動している市民団体「市民の声甲斐」(望月久恵代表)は6日、同市で「市民の声を聞く会」を開き、建設の是非を問う住民投票請求へ署名活動をすすめることを確認しました。
市の計画は、旧山梨県緑化センターの跡地に美術館とバラ園を中心とした施設を建設。周辺事業と合わせ億6800万円の事業費が見込まれています。
「聞く会」には、市民120人が参加。同市在住の宮川健治氏が講演し、建設計画が市民からの意見を公募する前に、内閣府の補助事業として決定されていた事実を指摘し、市民不在で建設ありきの推進を批判しました。
同事業は維持費が年間8900万円かかるとされ「バラの画家ルドゥーテの作品を中心とした美術館とバラの庭園で内閣府の評価でも独立採算制は困難としている。負の遺産を子どもたちに世代に負わせていいのか」と強調しました。
同団体が市議会議員22人に行ったアンケートでは、日本共産党市議団(2人)を含め6人が反対を表明。他の議員は態度を明らかにしていません。同団体は、「すべての市議に事業の見直しを働きかけていく」としています。
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