平和のバトン渡そう 甲州市でつどい開く
戦争の悲惨さや平和の大切さを考える平和のつどいが7月27日、甲州市で開かれ、50人が参加しました。
同市の「子どもたちに平和の未来を手渡す仲間の輪」が実行委員会をつくり、「原爆パネル展」と合わせ、2012年から毎年行っているもの。今年は、戦跡カメラマンの安島太佳由氏と甲州市で平和文庫の案内をしている若月達夫氏が講演しました。
安島氏はシンガポールを訪れ、戦争で日本軍の兵士により犠牲になった人々の慰霊碑などの写真を紹介し、「無念の思いで亡くなった多くの人たちの思い、理不尽な戦争の事実を伝えていかなければならない」と語りました。
若月氏は、「きけわだつみのこえ」出版につながった甲州市にゆかりのある医師の中島克郎さんの活動を通じて「平和を伝えていく大切さ」を語りました。
参加した70代の女性は「戦争で多くの犠牲者をだしただけでなく日本が加害者だった事実を改めて感じ、戦争はいけないと強く思った」と話しました。
実行委員会の古屋千代乃さんは「各地で平和を語り継ぐ活動が広がっていて、私たちも若い世代にバトンを渡す役割を続けていきたい」と語りました。
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