公務災害認定裁判で原告勝利を報告
甲府市の教諭が校長のパワハラが原因でうつ病を発症したのに公務外としたのは不当だとして、地方公務員災害補償基金に処分の取り消しを求めた裁判の勝利報告集会が22日、甲府市で開かれました。
裁判は小学校教員の深澤佳人さんが、2012年家庭訪問をした際に犬にかまれて負傷。深澤さんの対応に問題があったと抗議した保護者への謝罪を校長が強要したことでうつ病を発症したとして、同基金に公務災害を申請しましたが認められなかったことから取り消しを求めていました。
東京高裁は7日、判決で「職務上の地位や人間関係などの優位性を背景に、適正な範囲を超えて精神的苦痛を与える行為といえる」として、校長によるパワハラ行為があったと認定。基金に処分の取り消しを求めた1審判決を「相当」と判断しました。被告の同基金が21日までに、上告を断念したため高裁判決が確定しました。
集会で深澤さんは、支援者らに感謝を述べ「正しいことを明らかにする信念でたたかってきました。グレーゾーンが多い勤務のなかで、働く仲間に大きな影響を与える判決です」と話しました。
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