大型開発推す予算案 山梨県議会が開会
6月定例山梨県議会は12日開会し、長崎幸太郎知事が、401億8200万円の一般会計補正予算案など23議案を提出しました。会期は28日まで。
長崎知事は所信表明で、富士登山鉄道構想などを重要公約として「今後の方向性について成案を得た後、速やかに実現に移す」と述べ、富士山登山鉄道検討費4175万円、リニアやまなしビジョン策定事業費5535万円を計上。大型事業を推進する予算となりました。
また、重要公約として掲げた公立小中学校への25人学級の導入については、検討委員会開催費として32万円を計上しました。
長崎知事は「国との関係構築」を強調し、「中部横断道に係る県負担額の削減を総務省と交渉している」と述べたうえで、建設反対の住民運動が起こっている、山梨・長野間のうち長坂から八千穂までの未整備区間について、「環境影響評価が整っている」として、国土交通大臣に対し、「1日も早い事業化を強く要請した」と明言しました。
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