美術館建設ありきに反対 甲斐市 市民団体が凍結要望
甲斐市の市民団体「市民の声甲斐」(望月久恵代表)は22日、保坂武甲斐市長に対し、甲斐市が計画している「山梨県緑化センター跡地活用事業」について、凍結を求める要望書を提出しました。
甲斐市は、旧山梨県緑化センターの跡地に公園と美術館機能を持たせた施設を再整備する事業をすすめ、住民説明会などを開催してきました。
要望書では同事業が、「20年間で最大約42億円と過度な事業費で経済効果が見込めないなど、持続可能性のない美術館建設ありきの事業推進はありえない」と指摘し、事業を一時凍結すること、事業内容の説明会を追加開催することなどを求めました。
同団体の望月代表は、「事業は借金だけが残り、負の遺産になりかねない。広く市民の意見を聞くべきだ」と話しました。
同団体は、勉強会や署名活動などを通じて運動の賛同者を広げ、住民投票も視野に入れ、市民のための跡地活用事業にすることを求めていくとしています。
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