甲府市議選(定数32)には、40人が立候補。8人オーバーの大激戦となりました。

内藤しろう候補は第一声で、後期高齢者医療保険料や介護保険料など相次ぐ市民負担増を批判。安倍政権による国の制度改悪をそのまま持ち込む市政に対決し、「介護保険料・利用料の引き下げ、甲府市独自の福祉・医療のサービス復活に全力を尽くします」と力を込めました。
「甲府市にある財政調整基金を活用し、リニア関連のムダな開発をやめさせれば、財源はあります。福祉・教育を優先する甲府市へ、再び議会に送ってください」と訴えました。
4人の候補には、県議選で現有議席を守った小越智子県議と、ともにたたかった菅野幹子氏が応援に駆けつけ、小越県議は「内藤候補は、市議団長として市民の願い実現の要として議会に必要な人、地域の活動でも頑張る頼りになる人です。必ず議会に送り出して、市議会に共産党4議席を実現させてください」と呼びかけました。

清水ひでとも候補は第一声で、甲府市が国民健康保険料を滞納している世帯に保険証を届けないで留め置きしていた問題を議会で追及し、「子どもの医療費が窓口無料でも保険証がなければ医療機関にかかれない事態は放置できない」と保険証を届けさせたことを報告。
「高すぎる国保料の引き下げ、介護保険料の引き下げなどくらしを守る市政実現へ引き続き議会へ送ってください」と訴えました。
応援した小越県議は「清水候補は、地域の要望にこたえ、歩行者用の信号機を取り付けるなど身近なことですぐ動いてくれる人。議会でも社会保障を良くするために頑張ってきた。必ず議会に押し上げてください」と呼びかけました。

木内なおこ候補は第一声で、議会で子育て支援を取り上げ、きょうだいで同じ保育園に入所しやすくなるようきょうだい入所の点数を引き上げたことや小中学校の入学準備金の入学前支給が実現したことを報告。
「子どもの医療費無料を高3まで引き上げること、小中学校の給食費の無料化、返済不要の奨学金制度の創設など、子育て支援・女性の応援のために議会へ送り出してください」と訴えました。
小越県議が応援し「木内候補は、病院職員として働いてきた経験を生かし、医療・介護・子育て支援で頑張ってきた人です。必ず議会に押し上げてください」とよびかけました。

長坂まさはる候補は第一声で、市議会で消費税増税の撤回を求める請願が共産党3人と社民党1人が賛成したものの他の議員の反対で否決されたことを批判。
「安倍政権と対決し、くらしを守る共産党を3人から4人に伸ばして下さい。私、長坂まさはるを議会で働かせてください」と訴えました。
小越県議が応援し「長坂候補は、高すぎる国保料やくらしが大変など寄せられた相談に寄り添い問題を解決する最前線に立ってきた人です。福祉とくらしを守る専門家です。どうか議会で働かせてください」と呼びかけました。
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