憲法が保障する水準こそ 甲府地裁 年金裁判弁論
年金引き下げの減額決定取り消しを求める「年金裁判」の第11回口頭弁論が2月26日、甲府地裁で開かれ、弁護団の雨松拓真弁護士が第10準備書面について陳述しました。
雨松氏は、年金減額など社会保障関係事件における裁量審査のあり方について「憲法が保障している健康で文化的な最低限度の水準は決して(国の)予算の有無で決定されるべきでない」と強調し、憲法にのっとり決定すべきだと主張。憲法上の基本権保障に関わる重要問題であることから「形式的な審査でなく実体的な審査をするよう」強く求めました。
裁判に先立って、原告団と「山梨県年金違憲訴訟を支援する会」は、甲府駅南口で年金裁判勝利をめざす昼休み集会を開きました。「支援する会」代表の今井拓さんは、「年金裁判は憲法条を守るたたかいです。参院選で憲法を守り、命とくらしが大切にされる政治への転換めざして頑張りましょう」と訴えました。
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