国保料引き下げ要求 山梨県議会 小越氏が質問
2月定例山梨県議会で7日、日本共産党の小越智子県議が一般質問し、消費税増税や憲法改正について長崎幸太郎知事の政治姿勢をただしました。
小越氏は「賃金も消費も低迷する中、低所得者に重い負担を強いる消費税増税をすべきでない」と主張。知事の見解をただしました。
長崎知事は答弁に立たず、平賀太裕総合政策部長が「増税は安定財源確保に必要」と肯定しました。
憲法改正について長崎知事は「国会で議論するもの」と述べるにとどまりました。小越氏の自衛隊の募集についての質問に、若林一紀防災局長は対象者の情報を提供していることを明らかにしました。
また、小越氏が重度障害者の医療費助成制度の窓口無料の復活を求めたことに対し、小島徹福祉保健部長は「制度を維持するため」と従来の答弁を繰り返しました。
小越氏は、県の財政支援で国民健康保険料の引き下げを求めるとともに、保険料滞納で保険証が届かない「保険証の留め置き」の対応を求めました。
福祉保健部長が「留め置きは県内で約3千件」と答弁したため、小越氏は「留め置きを放置すれば保険証がなくて病院にかかれず亡くなるケースもある」と厳しく追及しました。
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