医療費かさみ生活苦 重度障害者医療費 窓口無料再び
「重度心身障害者医療費の窓口無料復活を求める会」は19日、医療関係者ら41人が県庁を訪れ、要望書を後藤斎知事あてに提出しました。6月に続いて3回目の要請で3751人(累計20708人)分の署名を添えて窓口無料の復活を求めました。
参加者は「障害者がかかる毎月の医療費は大きく、窓口での一時払いのために家族に負担が重くかかり生活が大変」など実態を示しました。
貸付制度について「手続きが大変で、手数料もかかり、利用できないで必要な医療が受けられないことになる」と窓口無料の復活を求めました。
同会は11月に窓口で一時払いができず、医療費助成を受けられなかった障害者の調査を行い、県として実態調査を行うよう求めていました。
吉野美佐事務局長は「県は制度変更してもいままでと変わらないと言ってきたが、4年たって制度の不備がはっきりしてきた。実態を調査して個別のケアが必要か検証すべきだ」と語りました。
県障害福祉課の職員は「償還払いは制度の根幹を維持するため」とこれまでの立場を繰り返しました。
日本共産党のこごし智子県議とすがの幹子県議候補、内藤司朗、清水英知、木内直子の各甲府市議が同席しました。
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