県議会議長4年で5人 ポストたらい回し 小越氏が批判
山梨県議会は19日に開会し、白壁賢一議長の辞職に伴う議長選挙が行われ、日本共産党の小越智子県議と河西俊郎県議(自民党会派)が立候補し、河西氏が選出されました。
白壁議長は、わずか9カ月余の任期で辞職、今期4年間で5人の議長が誕生するという異常な事態となりました。
議長選立候補者による所信表明会で小越氏は、議会基本条例制定後でも3回目となる議長選について「『また、たらい回しか。最大会派の都合で議長がしょっちゅう代わるのか』と、県民から批判が出るのは当然だ。議会改革に逆行する行動だ」と厳しく批判。「議長は任期を務める」と議会基本条例に書き込むことを表明し、「県民に開かれ、理解や期待にこたえているか、謙虚に向き合う議会をつくる」と訴えました。
市民団体の「県議会ウォッチャー」(米山元弘代表)は18日、白壁議長に対して「辞職は議長ポストのたらい回わしだ。県民不在の対応で議会基本条例の精神に反する。議会体質が旧態依然であることを浮き彫りにした」とした抗議文を提出していました。
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