平和的生存権を侵害 安保法制違憲訴訟 甲府地裁
安保法制は憲法違反であり、平和的生存権が侵害されたとして国を相手取り180人が提訴した裁判の第3回口頭弁論が10日、甲府地裁でありました。
裁判では、原告弁護団が「安保法制は平和的生存権、人格権を侵害し憲法違反。法律によって憲法が変えられた異常事態だ」とする2通の書面を提出。原告団の3人が意見陳述しました。
北杜市の高橋正子さん(70)は「安保法制により政府の一存で戦争に行く若者を見るのは耐えられない。若者が希望を持って生活できるよう違憲の判断を」と訴えました。
甲府市の浅川保さん(72)は、長く日本史の教員や近代史研究、平和運動に携わり「平和憲法の意義を次世代に伝えている者にとって(憲法違反の行為は)人格権の侵害そのものというべき苦痛です」と陳述しました。
北杜市の田村悦子さん(76)は、地元の作家窪田精さんの作品に記述された戦争の悲惨さについて述べ、安保法制は「アメリカの同盟を口実に戦争できる国へと変える憲法違反の行為だ」と批判しました。
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