最低賃金 今すぐ千円以上に引き上げを 山梨県労が要請書提出
山梨県労働組合総連合(上野光正議長)は27日、山梨労働局長と山梨地方最低賃金審議会長あてに「山梨地方の最低賃金を直ちに1000円以上に引き上げ、地域間格差の解消を求める要請書」を1347人分の要望署名を添えて提出しました。
要請書は「日本の最低賃金制度は地域別にランク分けされ、諸外国に大きく見劣りする低水準に置かれている」と指摘し「普通に働けば人間らしい生活ができる最低賃金の水準と全国一律最低賃金制度を求める。その過程として、今すぐ1000円以上に引き上げを」と求めています。
同時に最低賃金の引き上げを円滑に実施するために中小企業に対する特別補助を合わせて求めました。
要請に対し、山梨労働局は「山梨地方最低賃金審議会に内容を伝えます」と回答しています。
最低賃金をめぐっては、山梨県弁護士会(甲光俊一会長)も6月4日に「県内の最低賃金は784円で労働者が賃金だけで生活を維持するのは困難」として、大幅な最低賃金の引き上げを求める声明を発表しています。
« 教員の多忙化改善を 県議会常任委 小越氏が求める | トップページ | 子育て支援策不十分 小越県議 「人口減対策」を批判 »
「県内情報」カテゴリの記事
- 物価上昇上回る額に 年金者組合が定期大会(2024.08.31)
- いますぐ時給1500円に 山梨県労 最賃答申に異議申出書(2024.08.31)
- 市民と野党の共闘で政治変える 戦争法廃止19日集会(2024.08.31)
- 訪問介護引下げ撤回を 民医連が講演・トーク集会(2024.08.19)
- 「平和の思い」アートにこめて 「非戦の想像力展」開かれる(2024.08.19)
« 教員の多忙化改善を 県議会常任委 小越氏が求める | トップページ | 子育て支援策不十分 小越県議 「人口減対策」を批判 »
コメント