重度障害者医療費窓口無料の復活を 山梨県に7070人の署名
「重度心身障害者医療費の窓口無料復活を求める会」は6日、重度障害者や医療関係者ら61人が県庁を訪れ、要望書を後藤斎知事あてに提出しました。昨年11月に続いて2回目の要請で7070人(累計16957人)分の署名を添えて窓口無料の復活を求めました。
要望書では、2014年の償還払い方式への制度変更によって、「3カ月後に医療費が返ってくるといっても手元にお金がない時は病院に行けなくなった」などの切実な声があがっていると訴え、重度障害者となっても安心して暮らせるよう窓口無料の復活を求めました。
県の障害福祉課の職員は「償還払いは制度の根幹を維持するため。国のペナルティ―がかからないよう対応している」と答えました。
参加者から「薬代、交通費で受診に1万円近くかかる。生活費を切り詰めている。弱い者のために行政をしてほしい」など次々と切実な訴えがありました。
求める会の呼びかけ人代表の宇藤健司医師は「現場の声を聞けば一番生活が大変な人から苦しくなってきていることを県はわかってほしい」と語りました。
日本共産党の小越智子県議と内藤司朗、清水英知甲府市議が同席しました。
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