中部横断道 新ルートより国道の整備を 沿線住民の会が総会
中部横断自動車道の長坂(山梨県)~八千穂(長野県)間の整備計画に反対する八ケ岳南麓新ルート沿線住民の会(佐々木郁子共同代表)は21日、北杜市で総会を開き、40人が参加しました。
講演した公共事業改革市民会議の橋本良仁代表は「国際競争力強化とオリンピックを口実に公共事業の予算が増額している」と指摘し「道路や河川管理施設などの老朽化対策が必要で新規高速道路は不要不急だ」と強調。「私たちのたたかいが環境への配慮や住民合意を果たすなど行政を変えてきた。粘り強く団結して運動を進めよう」と呼びかけました。
総会では新ルートに反対し、国道141号の改良・整備を求めることなどの方針を確認しました。
意見交換で住民の男性は「新ルートは片側1車線の計画と聞くが、事故率が高く大変危険だ。今ある国道を整備することで環境を守ってほしい」と訴えました。
佐々木代表は「昨年は『公共事業チェック議員の会』と連携で国交省に対し、新ルートの計画段階評価の問題点を指摘し、建設計画の見直しを訴えてきた。情報公開を求め、国会で審議されるよう議員の会と共同していきたい」と語りました。
« 甲斐市議選 松井、谷口両氏が当選 現有2議席守る | トップページ | 暮らし営業守る団結を メーデー成功へ前夜祭 »
「県内情報」カテゴリの記事
- 訪問介護報酬引き下げ撤回を 甲府市議会 意見書採択(2025.01.11)
- 沖縄団結 地下水脈で 県民の集いで赤嶺議員(2024.12.19)
- 学校給食無償化求める 市民グループが知事に要請(2024.12.05)
- 給食費無償化を甲府も 市民グループが市に要請(2024.12.03)
- 中小零細企業に県独自の支援を 山梨県労が知事に要請(2024.12.03)
« 甲斐市議選 松井、谷口両氏が当選 現有2議席守る | トップページ | 暮らし営業守る団結を メーデー成功へ前夜祭 »
コメント