平和主義 世界に発信 甲府9条の会がつどい開く
甲府・9条の会は29日、甲府市で第10回憲法9条のつどいを開き、80人が参加しました。
早稲田大学教授で9条の会世話人の浅倉むつ子さんが「働き方改革」と日本国憲法について講演し、安倍改憲のねらいを批判。北朝鮮情勢に関わって「いまこそ9条の平和主義を国際社会に向かって日本は発信すべき」と強調しました。
「働き方改革」法案については、同一労働でも格差賃金となる点や時間外労働の上限規制が労災の過労死認定基準に合わせたもので長時間労働を助長すると指摘。「法案には私たちの生活を改善するメリットはない」と批判しました。
参加者から、「安倍政権は女性活躍といってもウソばかり。『働き方改革』法案もセクハラ問題でも女性が尊重されていないと実感する」と意見が出されました。
浅倉氏は「セクハラ防止にさまざまな法整備が進んできた。それを無視した次官発言は法律で処分すべきだ。あきらめずに力をあわせ声をあげていくことで社会は変わる」と答えました。
民進党の宮沢由佳参院議員が「野党6党の団結で安倍政権打倒、改憲阻止を」とあいさつしました。
日本共産党の木内直子甲府市議と谷口和男甲斐市議が参加しました。
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