改憲 自衛官の命に関わる 都留市で憲法カフェ
地域にある大学教員と協力して、憲法を暮らしにいかし、市民運動を発展させようと山梨県の「市民と大学人をつなぐ会」は10日、都留市で「第1回憲法カフェ・ぐんない」を開きました。
「安倍9条改憲で私たちの暮らしがどうなるか」について、都留文科大学教授の進藤兵さんと横田力さんが講演し、参加者と交流しました。
新藤氏は、憲法9条に自衛隊を明記することは「海外での武力行使にかけられている制約が外れ、憲法の体制が明確に覆される」と指摘。「安倍改憲に反対する国民運動の大きな発展こそ、阻止する力だ」と訴えました。
横田氏は「安保法制で自衛隊の任務が拡大し、軍事的なものが市民社会に根を下ろし始めている。9条加憲はこの構造を正当化し、新たな行動の範囲と権限を加えていくための根拠を作ることになる」と訴えました。
参加者から「この地域は自衛官が多い。改憲は自衛官の命に関わる。地域がどう変わるか伝わる運動ができればいいと思う」と意見がだされました。
2人で参加した大学生は「自衛隊明記で地域の交通機関まで軍事目的に利用されると知って、日常が変わってしまう恐ろしさを感じた」「一般の人だけでなく自衛隊の人を守るためにも改憲は阻止する必要があると強く実感した」と感想を語りました。
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