切り下げは許さない 声上げよう 年金裁判原告訴え
年金引き下げの減額決定取り消しを求める「年金裁判」の第7回弁論が13日、甲府地裁で開かれました。
裁判が始まる前に、原告団と「山梨県年金違憲訴訟を支援する会」は、甲府駅南口で年金裁判勝利をめざす昼休み集会を開き、原告団の石川昇さんが「計算すれば自分の年金の切り下げは月数千円にもなる。理不尽な切り下げは許さないと声をあげていきましょう」と訴えました。
裁判では、原告弁護団の雨松拓真弁護士が意見陳述しました。雨松氏は「貧困な高齢者が増大している」として「年金をはじめとする高齢者に対する社会保障給付の水準が後退しているのに、直接税や社会保険料の負担の上昇で、高齢者世帯にとって、ほぼ唯一の収入である年金受給額を減額されることによる高齢者が受ける不利益は明らかだ」と主張しました。
「支援する会」の今井拓共同代表は「年金裁判は、暮らしていける社会をつくるための政治を変えるたたかいで、支援する私たち自身の問題です。生活実態を明らかにする原告の意見陳述を求めて、引き続き法廷でたたかう決意です」と語りました。
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