雇い止めやめさせよう 非正規雇用問題で学習会
山梨県労地域ユニオンと自治労連山梨は12日、甲府市で「非正規雇用問題学習会」を開き、県内で労働争議をたたかっている非正規労働者ら20人が参加しました。
非正規雇用で突然に雇止めを言い渡され「こんな理不尽のやり方が許せるのか」と労働組合に加入し、団体交渉を重ねて、雇用継続の回答を勝ちとったたたかいなどが紹介されました。
争議をたたかった労働者は「働く場所を失うことは生きる糧を失うこと、労働法を学んで労働者が自らを守るためには労働組合が大切なことを知った。この経験を次の一歩につなげていきたい」と述べました。
労働問題にとりくむ加藤英輔弁護士が、非正規雇用の労働者に対する雇止めについて、労働契約法19条と判例から雇止めが認められないケースなどについて説明しました。
自治労連の河村厚夫委員長は、安倍政権の働き方改革を批判し「非正規雇用の問題は労働者全体の問題です。労働条件を改善するために、悩んでいる人がいたら労働組合に相談して一緒に解決していきましょう」と呼びかけました。
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