短期の議長交代に抗議 民主的な運営求め、県議会議長に申し入れ
県議会の活動をチェックしている市民団体「県議会ウォッチャー」(米山元弘代表)は20日、わずか半年で県議会の議長が交代したことについて、白壁賢一議長宛てに「短期間の議長交代」への抗議と「議会改革」を求める申し入れを行いました。
申し入れ文書では、今年6月に議長に就任した望月勝前議長が今月18日に突然の辞職をしたことについて、「県議会は議会基本条例の制定により、正副議長の選出について『立候補制』を取り入れるなど透明性を確保しようとしてきたが、今回の議長交代は議会体質が旧態依然の実態を浮き彫りにした」と批判。
その上で、前議長の本会議での退任あいさつでも「確かな理由は見当たらない」と述べ、「県民からも『ポストのたらい回し』だと強い批判の声があがっている」と指摘。「白壁議長に対し、議長の任期を全うすること、議会改革をすすめること、民主的運営に努めること」などを求めました。
米山代表ら4人が議会事務局の職員に文書を手渡し、職員は「申し入れの内容を預かり、議長に伝えます」と答えました。
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