職員採用汚職究明を 市民要求実行委が予算要望書
山梨市の「市民要求実行委員会」は1日、高木晴雄山梨市長に来年度予算に対する要望書を提出しました。日本共産党の清水時保市議も同席しました。
要望書で、市の職員採用試験を巡る汚職事件について、原因究明と教訓をつかみ、公正をはかることを求めました。
市は①事件の検証②再発防止③関係職員の処分―の3つの課題ごとに協議する委員会を今月中に設置し、来年2月までに協議結果を報告するとしています。
実行委員会の代表は「市民が注目しています。市民が納得できるようしっかり検証してほしい」と訴えました。
その他、教育費の充実や住宅リフォーム助成制度の拡充など約100項目を要望。高木市長は「各担当課で検討して回答します」と答えました。
清水市議は、市税の滞納について、市民から相談のあった「国保税の滞納で銀行口座を差し押さえられた」「高額医療費の還付金を納税にまわされた」などの事例を示し、丁寧に相談に乗り、適切な対応をすることを求めました。
高木市長は「どういう事情かよく聞いたうえで、どんな支援ができるか、担当課で対応するようにします」と答えました。
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