「医療費助成中3まで」子どもの貧困考える会 県に要請
「子どもの貧困を考える会」は8月30日、後藤斎知事あてに医療費助成の年齢拡大などを求める要望書と2318人分の署名を提出しました。
要望書は▽県の制度では現行外来5歳未満・入院未就学児までとなっている子どもの医療費助成を中学3年生まで引き上げる▽県として小中学校の給食費補助を実施▽県独自の返済不要の奨学金の創設▽通学経費の補助の4項目を求めました。
応対した県の担当者に考える会の参加者は「高校生になると授業料以外にも経費がかかり親の負担は大変です。子どものいる世帯の要望を実現してほしい」(甲府市の母親)「現場にいた時、給食費を払えない子どもがいて、親も就学援助制度を知らなかった。辛い思いをしている子どものために給食費補助など全県的な支援をしてほしい」(元教員)などと訴えました。
同会事務局の豊木桂子さんは「要望は私たちのアンケートでも切実に寄せられた4項目で、子どもの未来を何とかしたい県民の思いが署名に詰まっています。市町村の施策の後押しのためにも、県として推進してほしい」と話しました。
日本共産党の小越智子県議と内藤司朗、清水英知、木内直子の各甲府市議が同席しました。
« 戦争法違憲訴訟 180人提訴 甲府地裁 | トップページ | すべての政府が核兵器禁止条約に参加を 平和の波成功へ実行委 »
「県内情報」カテゴリの記事
- 「共産主義と自由」を学ぶ若者セミナー(2024.10.11)
- 総裁交代より政治の変化 民青が青年と対話(2024.10.03)
- 結婚の自由訴訟 小野さん講演 山梨県母親大会(2024.10.03)
- 県有地弁護士費用裁判 住民が棄却受け上告 (2024.09.14)
- 共同親権 見直しこそ 新婦人が学習・講演会(2024.09.14)
« 戦争法違憲訴訟 180人提訴 甲府地裁 | トップページ | すべての政府が核兵器禁止条約に参加を 平和の波成功へ実行委 »
コメント