疑惑究明、憲法擁護、経済政策転換を 解散総選挙へ 甲府で志位委員長訴え
総選挙に向けて野党と市民の共闘の成功、日本共産党の躍進をと、党山梨県委員会は7月20日、志位和夫委員長を迎えた演説会を開きました。会場となった北口よっちゃばれ広場には聴衆が幾重にも広がり、熱い訴えの節々で歓声が飛びました。東京都議選での党躍進を語り、「野党と市民の共闘の態勢を最大のスピードでつくり、解散へ追い込もう」との志位氏の訴えに、大きな拍手が起きました。
志位氏は、共産党が躍進し、自民党が大敗した東京都議選の結果にふれ、総選挙に向け、安倍政権打倒のたたかいを起こし、自民党政治を終わりにしよう」と強調。総選挙に向けてとくに力を入れて取り組みたい問題について、「森友・加計疑惑の真相の徹底究明」、「憲法破壊を許さず、立憲主義を取り戻す」、「経済政策の切り替え」の3つの問題について言及しました。
また、ニューヨークで開かれていた「国連会議」が核兵器禁止条約を採択したことの歴史的な意義について、世界のすべての国ぐにと市民社会―世界の民衆が対等・平等の資格で、世界政治の「主役」になる時代が到来したことを示すものとなったと指摘。核兵器禁止条約に背を向ける日本政府の惨めな態度を批判し、野党と市民の共闘の発展で禁止条約に署名する政府をつくろうと訴えました。
次期総選挙の岡崎ゆたか比例候補、宮内げん山梨1区候補、大久保令子2区候補が決意表明。岡崎候補は、何としても戦争法を廃止し、憲法9条を守り抜きたいとして、「共産党の躍進で、安倍政権にかわる野党の連合政権に道を開くために全力を尽くします」と力を込めました。
宮内候補は、大学生との対話で過労死への不安が語られたことを紹介し「長時間労働を規制するどころか、逆行する安倍政権に若い世代の暮らしを託すことはできない」と強調しました。
大久保候補は、国民平和大行進に参加し、自治体の首長らから期待が寄せられたことを報告し「核兵器廃絶に背を向け、平和を脅かす安倍政権を一日も早く終わらせよう」と訴えました。
街頭演説は初めてという男性は「総選挙で自公政権をやめさせるには、市民と野党の共闘を発展させることで展望が開けると思う」と語りました。
祖母と参加した大学生は「戦争法はなくしてほしい。子どもたちのためにも憲法九条を守る共産党がのびてほしい」と期待を寄せました。
友人と熱心に聞いていた高校生は「日本が世界の平和に貢献できる国になれればいいと思います」と話しました。
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