再び暗黒社会をつくらせない 8・15考える県民のつどい
「8・15を考える県民のつどい」が15日、甲府市で開かれ、50人が参加しました。原水爆禁止山梨県協議会と平和委員会が毎年この日に開いているもので、県平和委員会代表理事の加藤啓二弁護士が「再び暗黒社会をつくらせない」と題して講演しました。
加藤氏は、自身の家族の戦争体験を語り「日本中が戦争の悲劇であふれ、憲法9条が生まれた」と述べ、憲法を壊し盗聴法、戦争法、共謀罪を強行した安倍政権を批判しました。
共謀罪について「現代版治安維持法というべき憲法違反の国民監視のための法律」と強調し、「廃止を求めて運動を続けよう」と訴えました。
原水爆禁止2017年世界大会の参加者7人が大会の模様や活動を報告。報告した女子学生は「長崎の被爆者の体験談を語り継ぐことが大切だと思った。被爆国の日本政府に核兵器禁止条約に参加させるために署名活動にがんばりたい」と語りました。
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