共産党が山梨市長の辞職求める
日本共産党の山梨市委員会と清水時保山梨市議は7日、市職員採用をめぐる不正に関与したとして逮捕された望月清賢市長の辞職を求める申し入れを行いました。植村道隆甲府・東山地区委員長と吉田昭男元市議らが同席。市秘書課の課長が応対しました。
清水市議は「市長の元妻の巨額詐欺事件に対して市民からの批判も強く、市長本人の逮捕という事態を受けて辞職は当然だ」と話したうえで「事件の真相を明らかにすべきだ」と述べました。
望月市長は、元妻の事件への関与を否定していますが、事件の舞台となった「差出石材」はもともと市長の実父が経営し、市長自らも後継者として社長を務めていた会社です。2002年に望月氏が県議に当選後、社長を妻に交代しましたが、同会社から報酬を受け取っていました。
党市委員会は「元妻および『差出石材』と市長との関係は一体というべき深い関係であることは明らかだ」と指摘し「市長自らの関わりについて、議会や市民に対し事実を明らかにする」を要求。市職員採用をめぐる不正の真相究明もあわせて求めました。
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