リニア作業用(非常口)トンネル残土 党議員ら現地調査
日本共産党山梨県委員会は10日、リニア中央新幹線のトンネル工事による残土搬出で、山梨県早川町の県道危険個所を現地調査しました。共産党の宮内現衆院1区候補と小越智子県議、松野昇平南アルプス市議、木下友貴中央市議、渡辺文子身延町議らが参加しました。
トンネルの掘削工事は、リニア本線の工事の前に作業用トンネルの掘削が昨年から始まり、残土搬出に大型ダンプが町内の置き場を往来しています。
土砂を積んだトラックは20トンになることから、往来する県道で設計荷重14トンの22カ所の橋の補強工事が必要となっています。
この日の調査で県の道路管理課の職員は、橋の補強工事について「残土の搬出で往来するトラックは片道最大で1日約350台と予想され、現在4カ所の工事を発注している。補強ができていない橋については安全確保に監視員を置く」と説明しました。
調査後、小越県議は「長さも造り方もいろいろな橋の補強工事が大変なことがわかり、リニア優先で安全面の確保ができないままに掘削をすすめることは問題です」と語りました。
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