大型事業に巨額投資 県議会 小越県議が予算反対
県議会は23日、当初予算案など57議案を可決、同意して閉会しました。日本共産党の小越智子議員が一般会計当初予算に反対する討論を行いました。
小越氏は「後藤知事が掲げた100万人構想、高専設置、重粒子線治療施設などの主要公約が利用予測や収支予測のないまま破綻してきた」と指摘。「知事は需要予測も収支予測も不確定のままリニア駅周辺事業や総合球技場建設を前のめりですすめようとしています」と大型事業に巨額の投資を費やす姿勢を批判しました。
住民の要望で河川の立ち木伐採や浚渫(しゅんせつ)などの予算が増額されたものの全要望の7割にも達していないとして「公共事業は暮らしに密着し、県民生活を直接応援するものにこそ重点配分すべきです」と主張しました。
県議の海外視察に毎年20人分、1800万円の予算が計上されていることを批判。「海外視察は『観光旅行だった』と住民訴訟の最高裁判決から県議一人90万円の海外視察は実施されていません。県民から廃止を求める声も高まっています。無駄な予算です」と述べました。
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