住民生活脅かすリニア 本村伸子議員招き報告会
日本共産党山梨県委員会は、2月25日南アルプス市で本村伸子衆院議員を招いてリニア問題報告会を開き、140人が参加しました。
本村議員はリニア建設について、環境面や財政面から「さまざまな問題がある」と指摘。中部横断道のトンネル工事で崩落、出水、重金属などの問題で事業費が増えていることをあげ「リニアでも同様の問題が出てくる可能性がある」と述べました。
さらに、国会でJR東海・リニアへの3兆円の財政投融資計画で巨額の公的資金が投入される問題を追及したことを報告し「過大な需要予測、いいかげんな返済計画でJR東海を優遇している」と批判し、「JR東海の巨額の利益は安全対策や国民のために使うべき」と主張しました。
環境面では、超党派の国会議員が山梨で調査し、日照権、騒音の問題で要望が寄せられたことを紹介、「みなさんの声を国会に届け引き続きリニア建設をストップさせるために全力をあげます」と表明しました。
また、日本共産党の小越智子県議は2月県議会で知事が「リニアを最大の切り札」と推進していることを批判。環境基準の超える騒音や日照権、水枯れ問題を指摘し「住民の生活を脅かすリニアを通していいのか、県議会で追及します」と訴えました。
報告会では計画路線地域で住民運動に取り組む4人が報告。日本共産党志位和夫衆院議員はじめ南関東ブロック国会議員団から連帯のメッセージが寄せられました。
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