山梨県知事に予算要望 共産党県委「暮らし優先に」
日本共産党山梨県委員会は昨年12月26日、県庁内で後藤斎県知事へ来年度の予算要望を行い、懇談しました。党県委員会として後藤知事と直接懇談するのは初めてです。
花田仁党県委員長は、福祉の充実、子どもの貧困や雇用対策など26項目の要望書を手渡し、「重度障害者医療費窓口無料の復活に必要な予算は約4億円だ。昨年度で112億円増えて882億円になった県の基金を活用すれば十分実現できる。大型事業ではなく県民の暮らしと福祉最優先の予算編成のために生かしてほしい」と述べました。
同席した宮内げん衆院山梨1区候補、大久保令子衆院山梨2区候補は、「子どもの貧困問題の解決は切実。お金の心配なく医療を受けられ、学校へ行けるよう県として力を発揮してほしい」「不安定な働き方のために、青年が希望の持てない状況になっている。正規雇用を広げ、山梨で働いて暮らしていける環境を」などと訴えました。
後藤知事は「県民の暮らしの向上・発展が必要だというのは同じ思い。提案されたものは検討しながら進めていきたい」とこたえました。
懇談には、小越智子県議、清水豊県党国民運動委員会責任者も同席しました。
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