米軍実弾演習 「二重サッシ貫く砲撃音」
山梨県の北富士演習場で11月22日に開始された、米海兵隊による沖縄県道104号越え実弾砲撃移転訓練は、開始日から連日砲撃が続いています。
26日の正午過ぎには30分ほどの短い間に48発もの砲撃が確認され、着弾地に近い山中湖畔は雷のような重い砲撃音と着弾の振動が続きました。
湖畔で暮らす80歳の男性は「窓を二重サッシにしていても砲撃音はうるさく、振動は地震のように家を揺らす。砲撃訓練は迷惑だし、世界遺産の富士山に大砲を撃ち込むなんてどうかしている」と怒りを露わにしました。
同時に付近の住民からは、戦争法の具体化や南スーダンへの自衛隊派兵への不安が口々に語られ「このままでは自衛隊員が戦死してしまう。日本は戦争に関わるべきじゃない」(66歳女性)、「まるで日本はアメリカの植民地。安倍政権を止めるために野党はがんばってほしい」(73歳男性)との声も寄せられました。
終日監視している「北富士全面返還・平和利用県民共闘会議」(17団体)は、26日までの5日間で、155㍉りゅう弾砲349発の砲撃を確認。訓練は12月2日までの予定です。
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