原発をなくす山梨の会 「原発ゼロの世論示そう」
「原発をなくす山梨の会」は1日、甲府市で学習会を開催しました。日本共産党中央委員会の鈴木剛さん(原発・エネルギー問題対策委員)が「安倍政権による原発再稼働・福島切り捨て政治をやめさせ、原発ゼロの日本へ」とのテーマで講演しました。
鈴木氏は、福島第一原発では汚染水が増え続け、使用済み核燃料の取り出し作業が難航し、今も8万4千人以上が避難生活を続けていると指摘。「原発再稼働のために『事故収束』を演出し、被災者への賠償打ち切りなど福島を切り捨てようとする安倍政権の姿勢は許されない」と述べました。
世論調査では国民の6割が原発再稼働に反対し、新潟県知事選挙で「再稼働反対」を掲げた候補が当選するなど「安倍政権の思惑通りに粛々と進んでいるわけではなく、今までにない力で国民が押し返している状況だ」と強調しました。
鈴木氏は「世界では発電分野の投資で大きく伸びているのは再生可能エネルギーであり、原発はこの半世紀の経験を経て『失格』の審判が下った。『福島切り捨て・原発再稼働』に明確なノーを突きつけよう」と呼びかけました。
参加した甲府市在住の60歳の男性は「現状がよく分かった。野党連合政権で原発ゼロのために攻勢的に取り組んでほしい」と話しました。
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