南アルプス市議選 現有2議席守る
11月20日投開票された山梨県南アルプス市議選(定数22、立候補25人)で、日本共産党は、名取やすし候補(49)=現=がトップ当選し、まつの昇平候補(40)=新=も当選して議席を引き継ぎ、議案提案のできる現有2議席を守りました。
両候補は「市の財政は昨年だけでも16億円の黒字。何にでも使える40億円の基金の一部を使って、国保税の引き下げや給食費の無料化を」と財源も示して具体的な政策を主張。市民の中で「暮らしや福祉充実のためには共産党の2議席が必要」との期待と共感が広がりました。
また「TPP(環太平洋連携協定)の強行採決は許せない」「原発問題は何とかして」など安倍政権への怒りから支持をしてくれたり、リニア建設に反対する沿線地域の住民が「リニア問題で国会でも市議会でもがんばってくれている」と支援してくれたりしました。
名取、まつの両氏は「無駄な大型事業など市民の市政への目は厳しく、市民の立場で活動する共産党の役割が評価された」「新しい議会では、選挙で訴えた『税金は暮らし・福祉最優先に』と提案していきたい」と決意を述べました。
投票率は58・19%で、前回より2・69ポイント下回りました。
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