民青県委が署名宣伝 「給付制の奨学金 ぜひ」
民青同盟山梨県委員会(北村星那県委員長)は11月19日、山梨大学(甲府市)の推薦入試会場前で給付制奨学金の創設と学費負担軽減を求める署名に取り組みました。
雨が降る中、参加者が傘をさしながら「奨学金の充実を求める署名をやっています」と声をかけると受験生の足が止まりました。
愛知から受験に来た女子高校生は「うちは母子家庭で、私の下に妹弟も2人いるので奨学金を受けないときびしい。『給付制』はぜひ実現してほしいですね」と話しました。
男子高校生は「中学の同級生が授業料を払えずに高校を中退した。家族が多くて『自分も働いて養わないといけないから』とも言っていた。お金の心配なく学ぶためにも給付制奨学金のような制度は必要だと思う」と署名しました。
宣伝に参加した学生(19)は「雨の中でも署名をしてくれることに驚いた。政府の検討案で給付制の対象になるのはごくわずか。必要なすべての学生が受けられるような制度が求められていると思う」と話しました。
民青同盟山梨県委員会では今後、署名や実態アンケートを集めて国や県への要請を行う予定です。
宣伝には、日本共産党の清水英知甲府市議が参加しました。
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