山梨県労 「無法な働き方 早くなくして」 ディーセントワークデー宣伝
山梨県労働組合総連合(上野光正議長、山梨県労)は15日、甲府市のJR甲府駅前で、「ブラック企業なくせ・めざせ全国一律最賃!統一行動デー(最賃・ディーセントワークデー)」宣伝に取り組みました。
参加者は、「安倍政権は『働き方改革』と言いながら残業代ゼロ法案や非正規労働の拡大を進め、ますます働きづらい社会にしようとしている。誰もが安心して働き、暮らせる日本にするために力を合わせましょう」と訴えました。
訴えを聞いた介護事業所で働く男性(39)=甲州市=は、「電通さんで過労死した方もいる。無法な働き方は早くなくすべきだ」と話しました。男性は時給800円で働き、月の収入は10万円ほど。「せめて手取りで20万円はないと将来が不安」「低賃金で忙しく、職員は早い人は1カ月、長くても2~3年で辞めていく。最賃の時給1000円以上への引き上げはぜひやってほしい」と語りました。
山梨県労の田野口博幸事務局長は「最低賃金(山梨=759円)が低いために、山梨の賃金水準全体が抑えられている。中小企業を支援しながら、全国一律1500円の最賃はどうしても必要だ」と話しました。
« 笛吹市議選 「市民の暮らし守る」 党の2議席必ず | トップページ | 北杜市で畑野氏迎え演説会 「共産党の2議席で希望ある北杜市を」 »
« 笛吹市議選 「市民の暮らし守る」 党の2議席必ず | トップページ | 北杜市で畑野氏迎え演説会 「共産党の2議席で希望ある北杜市を」 »
コメント