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2016年10月 4日 (火)

「子どもの貧困を考える会」共同代表になった、手塚正彦さん(62)

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「子どもの貧困を考える会」が8月に誕生しました。「何よりもまず、山梨にも貧困で苦しんでいる子どもが目の前にいっぱいいることを知ってほしい。貧困な環境の子どもたちはじっと我慢を強いられ、伸びるかもしれない子どもの芽が摘まれ、自尊心を踏みつぶすような事態がおきているんです」。
 38年間、高校で体育を教え、教職員組合の委員長も務めました。
 退職の10年ほど前から、現場で子どもの貧困問題と直面するようになりました。
 学年主任の時、学校側から手渡されたリストには、保護者が学校への毎月の積立金を支払うことができず、未払いの金額が数万~十数万円にもなった生徒たちの名前がずらり。がくぜんとしました。楽しみなスキー教室や修学旅行も積み立てがなければ参加できません。「スキー教室はあきらめる。でも修学旅行はみんなと行きたいからバイトで貯めます」と話す生徒もいました。
 制服の無い子どものために制服を探し、必要な生徒にはバイトを紹介したことも…。「ぱっと見ても〝貧困〟だとわからない生徒が多い。でも子どもたちのまわりには確実に貧困が広がっています」。
 現在、子どもの実態や要望をつかむアンケートに取り組んでいます。「給食費無償化や高校生の通学費補助など教育にかかる負担の軽減をはじめ、すべての子どもたちを支える制度をつくらせるような取り組みをすすめたい」。
 趣味はスキー。指導員の資格も持っています。13歳の時、当時は珍しかった学校のスキー教室で出会って以来、どんなに忙しくても毎シーズンのゲレンデだけは欠かせません。

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