JR甲府駅 『原爆と人間』パネル展に2000人
10月4日から10日までの一週間、甲府市のJR甲府駅北口でヒロシマ・ナガサキ「原爆と人間」パネル展(主催=同実行委員会)が開かれました。7日間で2257人が来場し、「ヒバクシャ国際署名」559人分、4万702円の募金が寄せられました。
パネル展には、駅を利用する、子ども連れの家族や中学生、高校生、高齢者ら幅広い世代が足を止め、真剣な表情でパネルに見入り、署名する姿が目に付きました。
子どもと2人で展示を見た女性(45)は「最近の安保法制も心配している。戦争も核兵器もこんな悲惨な歴史をくりかえしちゃいけない」と話しながら署名をしました。
1枚1枚、パネルを時間をかけて見ていた30代の男女2人は「原爆については小さい頃から断片的には聞いてきたけど、こんなにひどい被害だったことを今日はじめて知りました」「これまでどこか遠い国の話のように感じていた。もっとこういう機会をつくって若い人に知らせてほしい」と語りました。
甲府駅のパネル展示は今回で3年目。実行委員会団体のひとつ、原水爆禁止山梨県協議会の菅沢三郎事務局長は「去年よりも関心が高く、自分たちの国のありようを考えている方も多いと感じる。パネル展を力に、さらに署名を広げていきたい」と話しています。
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