「南スーダンで人殺すな」 青年らがドラムデモ
南スーダンへの自衛隊駆け付け警護派遣に抗議するドラムデモが29日、甲府市内で行われました。青年ら70人の参加者はドラムに合わせ「南スーダンで人殺すな」「自衛隊員の命を守れ」とコールしながら、市中心部をパレードしました。
青年団体「YDA」(ヤマナシ・デモクラシー・アクション)が呼びかけたもの。
集会には野党各党の代表が参加し、日本共産党の花田仁県委員長は「いま南スーダンで必要なのは、憲法9条に基づく非軍事の民生支援を抜本的に強めること」「来たる衆院選では本気の共闘をつくって勝利し、戦争法を廃止して安倍政権を打倒しよう」と訴え。民進党の宮沢由佳参院議員がメッセージを寄せました。
リレートークでは、山梨大学に通う学生(19)が「南スーダンで銃を向ける相手は民間人。安倍首相には自衛隊員や南スーダンの人の命に対するリアリティーがあまりにもない」と語りました。
初めてデモに参加した20代の女性=甲府市=は「最初は戸惑ったけど、お店の中から見ている人も多くてデモへの注目を感じた。南スーダンで起こっている『戦闘』を『衝突』とごまかして自衛隊を送ろうとする政府はおかしい」と話していました。
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