2016国民平和大行進 山梨県入り 市長や多数の市職員が出迎え
2016年原水爆禁止国民平和大行進(北海道―東京コース)は13日、長野県から山梨県入りし、北杜市、韮崎市を合わせて100人余が「核兵器の廃絶を」と訴えながら歩きました。
土砂降りの中を歩いてきた約30人の長野県行進団から横断幕を引き継ぎ、70人が北杜市須玉町内を行進。沿道から手を振って激励する人も目立ち、募金を用意して待っていた人もいました。
北杜市では白倉政司市長が、韮崎市では水川秋人副市長が、それぞれ50人近い職員とともに行進団を出迎えて激励あいさつ。北杜市では51人分、韮崎市では263人分の市職員が寄せた「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」が行進団の代表に託されました。
韮崎市役所前では、北海道から全コースを約2カ月間歩いてきた通し行進者の山田太枝(たえ)さん(70)があいさつ。「100以上の市町村を歩き、そのほとんどで首長や議長の暖かい激励を受け、核兵器の廃絶がイデオロギーを超えた国民の悲願であることを確信できました」と話しました。
山梨県内では、県庁を含め28の全自治体を訪問しながら行進し、21日に東京都の行進団に引き継ぎます。
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