上野原市議選１８日告示 議席回復へ川田候補 保育料など軽減こそ

上野原市議選が１８日告示（２５日投票）されます。日本共産党は新人の川田よしひろ候補（６６）が、４年前に失った党議席の回復をめざします。

定数２減の１６に対し、現職１５人、新人２人の計１７人（共産、公明、諸派各１、無所属１４）が立候補を表明。１人オーバーの大激戦です。

県内１３市のうちで人口の減少率が２番目に大きい上野原市。若い世代の流出に歯止めがかからないなか、市は４つの保育所を１つにする計画で、保育料も近隣自治体と比べて最高額です。

昨年の議会に国民健康保険税の１３．９％もの引き上げが提案された際には、共産党の議員がいない本会議で質疑や反対もなく可決されました。

川田候補はこの４年間、欠かさず市議会を傍聴し、こうした問題点を市民に知らせる活動を続け、「今度こそ市議会に日本共産党の議席を」と訴えています。

川田候補は、党支部が取りくんだ「市民アンケート」に寄せられた意見や要望をまとめて市長に申し入れました。選挙戦では▽国保税、介護保険料の引き下げ▽高校３年生までの医療費無料と、保育料など父母負担軽減▽住民無視の学校・保育所の統廃合反対―などを公約。地元のコモアしおつ団地でも、ＪＲの駅から団地までのバリアフリーや学童保育充実などを訴えています。