衆議院選挙の結果について
衆議院選挙の結果について
2014年12月15日 日本共産党山梨県委員会
一、12月14日の衆議院選挙で、日本共産党は、比例代表選挙では8議席から20議席に、小選挙区では沖縄1区で勝利しました。全体では、8議席から21議席へ大躍進しました。山梨県・神奈川県・千葉県の南関東比例ブロックでは1議席から3議席と3倍になりました。山梨県民と国政とのパイプが太くなり、国政要求実現の大きな力となるものです。
山梨県の比例代表の得票では4万3208票(10.9%)を獲得し、前回衆院選の2万5777票の約1.7倍、昨年の参議院選挙の3万3284票の1.3倍と大幅な得票増となりました。山梨県の比例代表選挙の得票で4万を超えたのは14年ぶり、得票率で10%を超えたのは16年ぶりで、県内27自治体のうち11自治体が得票率10%を超えました。
選挙区でも1区えんどう昭子候補と2区秋山こういち候補の得票の合計は4万3703票、前回衆院選の2万9298票の1.5倍、昨年の参議院選挙の3万6082票の1.2倍となりました。
日本共産党にご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、日夜をわかたずご奮闘をいただいた支持者、後援会員のみなさん、党員のみなさんに心からお礼を申しあげます。
二、今回の選挙では、安倍首相は「この道しかない」ということを断定的に言い続けました。しかし「この道は危ない」という気持ちが国民のなかに広がりました。
そのときに、日本共産党は今度の選挙で安倍政権の暴走と正面から対決するという姿勢を貫き、経済でも外交でも、国民の立場に立った抜本的対案を提起してたたかいました。
このことに「今度は共産党」「まわりにも広げる」などの共感が広がり、大幅得票増、大躍進につながりました。
選挙戦全体では、自民党・公明党の与党が3分の2を獲得しました。しかし国民の声と自民党政治との「ねじれ」はいっそう深刻になっています。消費税増税、集団的自衛権行使容認、原発再稼働、TPP問題、米軍基地問題など、直面する国政の重要課題をめぐって、安倍内閣の姿勢と国民との矛盾は、いよいよ深まり、激動的な危機が進展していかざるをえないでしょう。
そうした新たな情勢のもとで、日本共産党が果たすべき役割はきわめて大きなものがあります。わが党は、選挙戦で訴えた「5つの転換」をはじめ、掲げた公約実現のために、国会で得た議案提案権などの新しい地歩も最大限に活用し、さまざまな分野の国民運動との共同を強め、全力をあげて奮闘するものです。
三、日本共産党は、昨年の都議選、参院選に続き、今回の衆議院選挙においても躍進をすることができました。この躍進の流れのもとで、日本共産党への関心や期待を強めている人々が、大きく広がっていることは間違いありません。強く大きな党をつくり、この躍進の波をさらに大きなものにする決意です。
山梨県では、1月の知事選、同日投票の甲府市長選、中央市議選、上野原市議選、そして4月のいっせい地方選挙と選挙が連続して行われます。県民要求実現の力を大きくするために、これらの一連の選挙でも躍進をめざし、全力をあげて奮闘するものです。
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