安倍暴走政治に立ち向かい、住民の暮らし・経済の再建を 日本共産党が県知事選挙候補者・甲府市長選候補者を発表
日本共産党山梨県委員会は22日、来年1月8日告示(25日投票)される県知事選挙に、党県委員長の花田仁氏(53)=新、「明るい民主県政をつくる会」推薦=を擁立してたたかうと発表しました。知事選には、花田氏のほかに、元民主党衆院議員ら新人2人が出馬を表明しています。花田氏は、同日記者会見し「国いいなりでない、暮らし・経済を立て直す県政に転換していきたい」と決意を語りました。
花田候補は現県政について「日本共産党を除く『オール与党』のもと、重度障害者医療費の窓口無料廃止に見られるように、県民の暮らしや福祉に冷たい県政だ」と批判。そのうえで、「県民要求実現のために、(1)暮らし・福祉優先のあたたかい県政(2)雇用を守り、地域経済を立て直す(3)県民の立場で国にはっきりものをいう―県政への転換が求められている」と強調し「総選挙での共産党大躍進の流れを知事選勝利・県政の転換に結びつけたい」と決意を述べました。こごし智子党県議、「明るい民主県政をつくる会」の清水豊事務局長らが同席し、清水氏は「県民の声を聞く県政の実現へ、会としても全力をつくす」と話しました。
花田候補は、重度障害者医療費の窓口無料復活と中学3年生までの医療費無料化、住宅リフォーム助成制度創設などを公約に掲げました。
花田氏の略歴 中央大学経済学部卒、2010年参院山梨選挙区、12年総選挙(山梨3区)等に立候補。現在、党県委員長、中央委員
また、日本共産党甲府・東山地区委員会は同日22日、来年1月18日告示(25日投票)の甲府市長選に、党県委員の長坂正春氏(63)=新=を擁立すると発表しました。同市長選には、長坂氏のほかに元県議ら、いずれも新人の3人が立候補を表明しています。長坂候補は市役所内で会見し「くらし・福祉最優先の市政に転換させ、にぎわいのある甲府市をつくりたい」と決意を語りました。
長坂候補は、宮島現市政が65歳医療費助成制度の廃止や介護保険料の引き上げなど、福祉や住民サービスを後退させてきたことを指摘。県社会保障推進協議会で事務局長を4年間務めた経験を語り、「高すぎる国民健康保険料の引き下げや年金、生活保護などの社会保障をより充実させ、市民だれもが安心して暮らせる甲府市をつくりたい」と力を込めました。
会見には日本共産党の、こごし智子県議と、甲府市議・同候補の4人が同席。植村道隆甲府・東山地区委員長は「総選挙で日本共産党は8議席から21議席へと大躍進し、国民からの期待と共感が広がっています。こうした流れを市長選につなげ、市政転換を成し遂げたい」と話しました。
長坂氏の略歴 甲府工業高校電気科卒。2003年衆院三重5区に立候補、山梨県社会保障推進協議会事務局長など歴任。
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