北富士演習場での米軍訓練終わる 9日間で砲撃1500発超す
自衛隊北富士演習場(富士吉田市、忍野村、山中湖村)で2日から行なわれていた米海兵隊による沖縄県道104号越え実弾砲撃移転訓練は、連続9日間の砲撃訓練のあと、11日に終了しました。
防衛省を通じて山梨県などに連絡されたもので、この日、早朝7時すぎから1時間の砲撃のあと、午前8時に訓練を終了したとの報告がありました。
「世界遺産・富士を撃つな。米軍は自国に帰れ」と、訓練に反対し、開始時から砲撃の監視活動を続けた「北富士演習場全面返還・平和利用県民共闘会議」(北富士共闘)の集計では、11日の6発を含め演習中に合計1550発の155ミリりゅう弾砲の砲撃となりました。夕方・夜間(午後5時~9時)の砲撃も、5日間(307発)確認されています。
同演習場での米軍移転訓練は13回目。2011年以降は4年連続で、今年だけでも1月に続いて2回目となりました。
監視にあたった地元・忍野村の天野秋弘さん(日本共産党村議)は「5日には1日で550発を超えるなど、たいへん激しい砲撃訓練で、砲撃総数も過去一、二の多さではないか。富士山や山中湖を訪れた観光客からは『世界遺産になったのに、どうしてこんなところでやるのかね』という声が多く寄せられました。もうこれで(砲撃訓練が)終わりになるよう、活動を広げたい」と話しました。
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