党躍進の流れ発展させよう 市田副委員長迎え演説会
昭和町で10日夜、日本共産党の市田忠義副委員長を迎えて演説会が開かれました。主催は党甲府・東山地区委員会。
台風8号の接近で風雨が強まる悪天候のなか、地域の有力者をはじめ初参加者がめだち、地区委員会主催としては過去最多規模の聴衆で会場はいっぱいになりました。
市田氏は、参院選や中間地方選挙での山梨県の共産党の奮闘に触れ「昨年夏以来の党躍進の流れを発展させ、抜群の実績で県政を動かす、こごし智子さんの宝の議席を守り抜き、さらに甲府市議選では3から4議席へ」と呼びかけました。
「『戦争する国づくり』へ道を開く集団的自衛権の行使容認を、一片の閣議決定で決めたことは、立憲主義を根本から否定するものです」と、閣議決定の撤回を訴えた市田氏。歴代の自民党幹事長や著名な改憲論の憲法学者、日本キリスト教協議会、主要59宗派でつくる全日本仏教会の反対声明などを紹介。「戦争か平和かをめぐる戦後最大の歴史的岐路を迎えている今こそ、逆流に反対するすべての良識の声を集めましょう」と呼びかけました。
市民オンブズマン連絡会議の山本大志代表委員(税理士)が来賓としてあいさつしました。「研修」名目で県議が行なった海外旅行の旅費返還訴訟で勝訴した経過を報告。「こごしさんと市民運動の奮闘の結果です。いっしょにがんばりましょう」と呼びかけました。
演説会では、来春の県議選で3期目をめざす、こごし智子県議(51)、甲府市議選をたたかう現職の石原つよし(57)、内藤しろう(55)、清水ひでとも(42)の3氏と新人の木内なおこ氏(55)が決意を語りました。
こごし県議は、「オール与党」議会の異常ぶりを告発し「議会では1人でも、みなさんがついています。県政を変えたい」と表明。横内県政が4年間で基金を180億円も増やす一方で、国からの8億円のペナルティーを理由に重度障害者医療費助成の窓口無料制度を廃止しようとしていることを厳しく批判。「障害者を先頭に運動し、20年もかかって実現した制度です。選挙で勝利し、制度を存続させましょう」と呼びかけました。
石原甲府市議団長らは、大雪被害(2月)への救済支援活動や住宅リフォーム助成制度などの実績を紹介し「現有3から4人の市議団へのパワーアップで、みなさんの願いに応え、甲府市に住んでよかったといえる市政実現へ全力をつくします」と訴えました。
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