秘密保護法廃止へ運動さらに 県内で共同集会
「特定秘密保護法に反対する山梨共同集会」が24日、甲府市のJR甲府駅前で開かれました。昨年末に同所で開かれた法案の採決強行に反対する緊急集会を上回る320人が参加。山梨県庁までの約2キロをパレードしました。
同集会ネットワーク代表の加藤啓二弁護士が「今日を契機に、悪法撤廃の運動をさらに盛り上げていきましょう」と主催者あいさつ。県弁護士会の東條正人会長も「今後も力を合わせていきましょう」と訴えました。日本共産党、民主党、社民党の県代表があいさつしました。
俳優の菅原文太さん(北杜市在住)のメッセージ「国家が、個人や個人が集まって作る社会に優先することにならないように、しっかりと手をつないでゆきましょう」が紹介されました。
集会では、各界代表が発言。山梨女性9条の会の戸田延子さんは「憲法96条から変えていく政府のもくろみは国民の力で断念させた。今度も国民の運動を盛り上げ、絶対に廃止に追い込みましょう」と訴え、山梨革新懇の関本立美代表世話人は、「『悪法廃止・撤廃』を合言葉に世論を高め、一日も早く撤廃を実現しよう」と呼びかけました。
「放射能から命を守るネットワーク」の小河原律香さんは、福島原発事故から子どもをつれて自主避難してきた体験を語り「情報が命をも左右することを身をもって体験した。情報を隠し、考える材料さえ奪う秘密保護法は廃止すべきです」と訴えました。
友達6人で参加した元小学校教師の女性(80)=市川三郷町=は「勉強なんてできなかった戦争時代をよく覚えている。安倍(晋三首相)さんは、戦争へと向かうことをやりたい放題で怖い。戦争で苦しんだ庶民の声を聞くべきです」と言い、北杜市の男性(77)は「こんなに大勢が集まって声をあげた。がんばれば法律は撤廃できるぞと思った」と話しました。
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