ブドウ・モモ農家調査 高温被害深刻
甲州市、山梨市など、甲府盆地東側の地域では、日本一を記録する高い気温が今月初旬に連続し、出荷時期を迎えたブドウやモモに生育被害が広がっています。
日本共産党の小越智子県議は7月25日、川口信子甲州市議、吉田昭男山梨市議らとブドウやモモの生産農家を訪ね実情を聞きました。
甲州市勝沼町のブドウ農家宅では、今月9日から3日間、39度を超える猛暑日が続いたことにより、ピオーネ、甲斐路、シャインマスカットなどの大房系品種に「房焼け、胴焼け」と呼ばれる被害が発生。房上部の実が黒く変色し、干しブドウのようになってしまいました。「店頭では一房で1千~2千円するのに、これでは商品価値がなくなってしまう。自然が相手とは言っても、がっかりです」と話しました。
山梨市加納岩地区のモモ農家の男性は、「『核割れ』という状態が発生し、色が付かない、実が張らない(大きくならない)などの被害が広がった。4月下旬の低温、その後の少雨、今月の異常高温のトリプルパンチ。収穫は3割減。40年間で初めてです」と実情を語りました。
小越県議らは「県や市が被害の実情を早急につかみ、対策をとるよう要請していきます」と話しました。
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