天井板撤去を知事が表明 山梨2トンネル党提案が実る
横内正明知事は2月27日、天井板崩落事故が起きた中央道笹子トンネルと同じ、つり天井方式の天井板が設置されている、県管理の2トンネルについて、新年度中に撤去工事に着手すると発表しました。
撤去工事が行われるのは、県が管理する愛宕(甲府市、全長785メートル)と新御坂(笛吹市―富士河口湖町、全長2.7キロ)両トンネルで、日本共産党山梨県委員会は、えんどう昭子参院選挙区候補、小越智子県議らが両トンネルを現地調査。2月8日には「『笹子と同じ方式では不安だ』という住民、利用者からの声は大きい」として、天井板の撤去と歓喜方式をジェットファン方式などにかえるよう県に申し入れていました。
知事は臨時の会見で、「(両トンネルとも緊急点検と補修で)安全性は確保されているが、県民のみなさまから『なお不安がある』という意見があった」と述べ、撤去のための調査測量経費を2012年度補正予算案に計上したことを発表しました。
小越県議は「現地調査では、今後3カ月ごとに行うとしていた天井板の安全点検に、1回あたり数百万円を要することも明らかになっていました。住民の不安が解消されることになってよかった」と語りました。
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