原発ゼロをめざし各地で行動
3月9日と10日、11日、県内各地で原発ゼロをめざす行動が取り組まれました。
甲府市では9日、JR甲府駅の、よっちゃばれ広場で「さよなら原発まつり」が開かれ、集会や映画上映、東日本大震災の写真展などが行われました。
「さよなら原発なくそう核兵器3・11山梨行動実行委員会」が2012年につづいて開いたもので、前回を上回る700人が参加。被災地支援の物品販売など20店近く出されたブースも、家族連れなどでにぎわいました。
集会では、県内在住の被爆者や福島原発事故からの避難者らが発言。事故の4日後に、父親を残して県内に家族で避難してきた北杜市の男性(39)は「福島に残りたいという父を取るか2人の子を放射能から守るか、究極の選択のなか、泣きながら故郷を離れた」と2年前を振り返り「そんな選択を迫る原発なんていらない。再稼動など絶対許せません」と訴えました。
集会後、東京電力甲府支店前までパレード。バザーを手伝っていた甲府市在住の大学4年生は「福島出身です。若い人の関心が低くなってしまわないためにも、こうしたイベントは大事だと思う」と話しました。
県内ではこのほかにも、10日には南アルプスガーデンパレードが、11日には、山梨市駅頭と甲府駅頭にて、宣伝・リレートークや署名行動が取り組まれました。また、石和駅や大月駅での駅頭宣伝をはじめ、北杜市市民パレード、中央市、上野原市、都留市各市内での宣伝行動など、合わせて県内11カ所で取り組まれました。
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